Abbey Road Live Performance of The Beatles' Music

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1. Imagine
(イマジン)
IMAGINE
「イマジン」
CP-32-5451
1971年10月8日発売(英)
SHAVED FISH
「ジョン・レノンの軌跡」
TOCP-65525
1975年10月24日発売(英)
LIVE IN NEW YORK CITY
「ライヴ・イン・ニューヨーク・シティ 」
TOCP-65530
1986年2月24日発売(英)
IMAGINE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK
「イマジン(同名映画オリジナル・サウンドトラック盤)」
TOCP-65532
1988年10月10日発売(英)
LENNON LEGEND
「レノン・レジェンド ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン 」
TOCP-51110
1997年10月27日発売(英)
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー 」
TOCP-65002-05
1998年11月2日発売(英)
WONSAPONATIME
「ウォンサポナタイム 」
TOCP-65001
1998年11月2日発売(英)
ACOUSTIC
「ラヴ〜アコースティック・ジョン・レノン」
TOCP-67483 CCCD
2004年9月29日発売
WORKING CLASS HERO - THE DEVINITIVE LENNON
「決定盤ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜」
TOCP-67782-83
2005年9月30日 日本先行発売
2. Dizzy Miss Lizzy
(ディジー・ミス・リジー)
HELP!
「4人はアイドル 」
TOCP-51115
1965年8月6日発売(英)
THE BEATLES LIVE AT THE BBC
「ザ・ビートルズ・ライヴ!!アット・ザ・BBC 」
TOCP-65748-49
2001年6月8日発売(日)
LIVE PEACE IN TORONTO 1969
「平和の祈りをこめて−ライヴ・ピース・イン・トロント1969−」
TOCP-65533
1969年12月12日発売(英)
3.(Just Like) Starting Over
(スターティング・オーヴァー)
DOUBLE FANTASY
「ダブル・ファンタジー 」
CP32-5750
1980年11月17日発売(英)
IMAGINE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK
「イマジン(同名映画オリジナル・サウンドトラック盤)」
LENNON LEGEND
「レノン・レジェンド ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン 」
WORKING CLASS HERO - THE DEVINITIVE LENNON
「決定盤ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜」
4. Woman
(ウーマン)
DOUBLE FANTASY
「ダブル・ファンタジー」
IMAGINE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK
「イマジン(同名映画オリジナル・サウンドトラック盤)」
LENNON LEGEND
「レノン・レジェンド ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン 」
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー 」
WORKING CLASS HERO - THE DEVINITIVE LENNON
「決定盤ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜」
5. How Do You Sleep?
(ハウ・ドゥ・ユー・スリープ(眠れるかい?))
IMAGINE
「イマジン」
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー 」
WONSAPONATIME
「ウォンサポナタイム 」
6.Jealous Guy
(ジェラス・ガイ)
IMAGINE
「イマジン」
IMAGINE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK
「イマジン(同名映画オリジナル・サウンドトラック盤)」
LENNON LEGEND
「レノン・レジェンド ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン 」
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー 」
WORKING CLASS HERO - THE DEVINITIVE LENNON
「決定盤ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜」
7.I'm Losing You
(アイム・ルージング・ユー)
DOUBLE FANTASY
「ダブル・ファンタジー」
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー 」
WONSAPONATIME
「ウォンサポナタイム 」
WORKING CLASS HERO - THE DEVINITIVE LENNON
「決定盤ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜」
8.Love
(ラヴ(愛))
JOHN LENNON/PLASTIC ONO BAND
「ジョンの魂 」
TOCP-3122
1970年12月11日発売(英)
LENNON LEGEND
「レノン・レジェンド ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン 」
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー 」
ACOUSTIC
「ラヴ〜アコースティック・ジョン・レノン」
WORKING CLASS HERO - THE DEVINITIVE LENNON
「決定盤ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜」
9.Across The Universe
(アクロス・ザ・ユニバース)
LET IT BE
「レット・イット・ビー」
TOCP-51123
1970年5月8日発売(英)
THE BEATLES 1967~1970
「ザ・ビートルズ1967年〜1970年 」
TOCP-51129-30
1973年4月20日発売
PAST MASTERS VOLUME TWO
「パスト・マスターズ Vol.2 」
TOCP-51126
1988年3月7日発売
ANTHOLOGY 2
「ザ・ビートルズ・アンソロジー2 」
1996年3月18日発売
10. Beautiful Boy (Darling Boy)
(ビューティフル・ボーイ)
DOUBLE FANTASY
「ダブル・ファンタジー」
IMAGINE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK
「イマジン(同名映画オリジナル・サウンドトラック盤)」
LENNON LEGEND
「レノン・レジェンド ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン 」
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー 」
WORKING CLASS HERO - THE DEVINITIVE LENNON
「決定盤ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜」
11.Nobody Loves You (When You’re Down And Out)
(愛の不毛)
WALLS AND BRIDGES
「心の壁、愛の橋 」
TOCP-65526
1974年10月4日発売(英)
MENLOVE AVE.
「メンローヴ・アヴェニュー 」
TOCP-65531
1986年11月3日発売(英)
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー 」
WONSAPONATIME
「ウォンサポナタイム 」
WORKING CLASS HERO - THE DEVINITIVE LENNON
「決定盤ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜」
12.Happy Xmas (War Is Over)
(ハッピー・クリスマス(戦争は終った))
SHAVED FISH
「ジョン・レノンの軌跡
LENNON LEGEND
「レノン・レジェンド ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン 」
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー 」
WORKING CLASS HERO - THE DEVINITIVE LENNON
「決定盤ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜」
13. Not A Second Time
(ナット・ア・セカンド・タイム)
WITH THE BEATLES
「ウィズ・ザ・ビートルズ 」
TOCP-51112
1963年11月22日発売(英)
14.Leave My Kitten Alone
(リーヴ・マイ・キトゥン・アローン)
ANTHOLOGY 1
「ザ・ビートルズ・アンソロジー1 」
1995年11月21日発売
15. Glass Onion
(グラス・オニオン)
THE BEATLES
「ザ・ビートルズ 」
TOCP-51119-20
1968年11月22日発売(英)
ANTHOLOGY 3
「ザ・ビートルズ・アンソロジー3 」
1996年10月28日発売
16.Be-Bop-A-Lula
(ビー・バップ・ア・ルーラ)
ROCK'N'ROLL
「ロックン・ロール 」
TOCP-65527
1975年2月21日発売(英)
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー 」
WONSAPONATIME
「ウォンサポナタイム
17.Bless You
(果てしなき愛(ブレッス・ユー))
WALLS AND BRIDGES
「心の壁、愛の橋 」
MENLOVE AVE.
「メンローヴ・アヴェニュー
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー
WORKING CLASS HERO - THE DEVINITIVE LENNON
「決定盤ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜
18. Medley: Bring It On Home To Me / Send Me Some Lovin'
(メドレー: 悲しき叫び /センド・ミー・サム・ラヴィン)
ROCK'N'ROLL
「ロックン・ロール 」
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー」
19. Slippin' And Slidin'
(スリッピン・アンド・スライディン)
ROCK 'N' ROLL
「ロックン・ロール 」
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー」
20. Money
(マネー)
WITH THE BEATLES
「ウィズ・ザ・ビートルズ
ANTHOLOGY 1
「ザ・ビートルズ・アンソロジー1 」
LIVE PEACE IN TORONTO 1969
「平和の祈りをこめて−ライヴ・ピース・イン・トロント1969− 」
21.Stand By Me
(スタンド・バイ・ミー)
ROCK 'N' ROLL
「ロックン・ロール
IMAGINE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK
「イマジン(同名映画オリジナル・サウンドトラック盤)」
LENNON LEGEND
「レノン・レジェンド ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン
WORKING CLASS HERO - THE DEVINITIVE LENNON
「決定盤ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜
(encore)
22. Mother
(マザー(母))
JOHN LENNON/PLASTIC ONO BAND
「ジョンの魂」
SHAVED FISH
「ジョン・レノンの軌跡
LIVE IN NEW YORK CITY
「ライヴ・イン・ニューヨーク・シティ
IMAGINE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK
「イマジン(同名映画オリジナル・サウンドトラック盤)」
LENNON LEGEND
「レノン・レジェンド ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー
WORKING CLASS HERO - THE DEVINITIVE LENNON
「決定盤ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜
23. Woman Is The Nigger Of The World
(女は世界の奴隷か!)
SOMETIME IN NEW YORK CITY
「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ 」
TOCP-65523
1972年9月15日発売(英)
SHAVED FISH
「ジョン・レノンの軌跡
LIVE IN NEW YORK CITY
「ライヴ・イン・ニューヨーク・シティ
JOHN LENNON ANTHOLOGY
「ジョン・レノン・アンソロジー
WONSAPONATIME
「ウォンサポナタイム
ACOUSTIC
「ラヴ〜アコースティック・ジョン・レノン」
WORKING CLASS HERO - THE DEVINITIVE LENNON
「決定盤ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜
パロッツの5人がステージに上がり、チャッピーさんが少し緊張気味にキーボードの前へ。
今年のジョンレノン・メモリアル・イベントは、愛と平和がテーマのメッセージ・ソング、『Imagine』で幕を開けた。

チャッピーさんの「ロッケンローール!」のシャウトを合図に、2曲目の『Dizzy Miss Lizzy』の印象的なギターリフが始まる。
キーボードから離れ、ストラトキャスター(*ギターの種類名)を抱えたチャッピーさんに代わって、タークォイズのゆきえちゃんもステージへ駆け上がり、本日はこの6人編成でステージを進めていく。
『Dizzy Miss Lizzy』はジョンがビートルズデビュー前からライブ演奏していたナンバーで、ソロになってからも1969年にカナダ・トロントで行われたロックンロール・リバイバル・コンサートで演奏された。チャッピーさんもジョンさながらのノリでとばしていく。


「みなさん、こんばんは、ジョン・レノンです。いつもはステージの途中でジョンが降りてくるんですが、今日はもう先ほど降りて来ております(笑)。ちょっと関西弁のジョンです。またこの日がやってきましたね。12月8日。もう何十年もこういうジョンのイベントを必ずやっていますが、やるごとにいつも新鮮な気分で緊張します。ジョンの追悼イベントへ、みなさん揃っていただいて、ありがとうございます。今日はジョンを偲びながら、良いナンバーをいろいろお届していきたいと思います。いっしょに、是非、ノっていこうぜーー!」とチャッピーさんよりご挨拶。



「今度は、思い出のあるアルバム、『ダブル・ファンタジー』から。『ダブル・ファンタジー』といえば、この曲を引っさげて、ジョンが日本にも来る予定だったこのナンバーですね。『これから始める』という意味のこの曲が最後のナンバーになってしまいましたね。」と、『(Just Like) Starting Over』を紹介。
続けて、アルバム『ダブル・ファンタジー』からもう1曲。美しいメロディで、全英No.1となった名曲『Woman』。

チャッピーさんと同じように、このあたりのナンバーを聴くと、ジョンが亡くなった当時を思い出す人も多いのだろうか。しっとりと歌い上げるチャッピーさんに、じっと聴き入る雰囲気の会場。






次はヘビーなジョンを1曲、と『How Do You Sleep?』へ。
ジョージも参加し、カッコいいスライド・ギターを聴かせてくれている曲だが、バンビーノさんがそれを見事に再現。

「ジョンは1980年に亡くなっているので、曲はこれ以上増えないのですが、良いナンバーは何回聴いてもいい、ということでお届しています。次も大好きなナンバーです。ジョンが甘い声で、優しく歌ったナンバーです」、と『Jealouse Guy』のピアノのイントロへ。

チャッピーさんのヘビーなギターソロで始まった『I'm Losing You』。
力強いヴォーカル、バンビーノさんとの息の合ったシャープな間奏のツイン・ギターソロと、非常に聴き応えのある1曲だった。



「今日、チャッピーは色合い的にジョンレノンですね。」と、本日のチャッピーさんの衣裳(カーキ色のシャツと赤いTシャツ)を表現するゴードンさん。「髪型もけっこうジョン。」(ゴードンさん)、「眼鏡が一番ジョン。」とバンビーノさん。

ここで恒例のコマーシャル・タイムへ。
本日のスポンサーさんは、明治乳業の『VAAM』。
バンビーノ さん、ゴードンさん、チャッピーさんで試飲し、脂肪を燃やすために身体を動かす。






パロッツ全員で『VAAM』を1ヶ月間試し、チャッピーさんはマイクスタンドに隠れるくらい細くなるような結果を出すと約束。



リッケンバッカー製の特注のアコースティック・ギターに持ち替えて、ステージ上はアコースティックコーナーへ。

ジョンは亡くなるまで愛と平和を歌い続けました、と『Love』を紹介。フィル・スペ久ターの弾いたピアノを、今日はゆきえちゃんが心を込めて再現。

チャッピーさんのギター・ストロークのイントロで始まった次の曲は、『Across The Universe』。チャッピーさんがアレンジを担当し、テンポ、キーも変え、ゆったりした雰囲気で。

「今度はぐっと爽やかなナンバーです」と『Beautiful Boy』を紹介。
ジョンが私のために創ってくれたナンバーです、と強調するチャッピーさんに対し、「それは、その次の曲(『Nobody Loves You』)でしょう?」(バンビーノさん)、「マイナー・キーでやろう。」(フミヤさん)と、突っ込みを忘れないパロッツメンバーだった。

「あー、怖かった。」と曲途中でカポが飛んでしまったアクシデントを報告。「だんだんと生ギターコーナーの後半へ入ってきました。次はぐっと暗い歌を。」とブルージーなバラード『Nobody Loves You (When You’re Down And Out) 』。

ここで本日の紅一点、ターコイズのゆきえちゃんを紹介。
「ゆきえちゃんがいたら、この歌を歌いたいなと。知ってる方は是非いっしょに。知らない方も大きな声で歌ってほしいと思います。数あるクリスマスソングの中で、この曲がダントツに一番いいですね。クリスマスの鐘の音を入れながらお贈りします。」フミヤさんの奏でる心地よいジングルベルの音で『Happy Xmas (War Is Over)』が始まる。最後は会場一体となっての大合唱に。






再び、ギターをストラトに持ち替えて、いにしえのビートルズナンバーのコーナーへ。


まずは、リクエストが少なく、普段あまり演る機会のないという『Not A Second Time』をオールディーズ風アレンジで。

続けて、アルバム『Anthology 1』収録のロックンロール・ナンバーの『Leave My Kitten Alone』。

盛り上がっていきましょう!ジョンレノンはロックンロールが大好きでした。いくぞー!ロッケンローール!、と会場を盛り上げるチャッピーさん。『The Beatles (White Album)』収録の『Glass Onion』から流れ良く、『Be-Bop-A-Lula』へ。Gene Vincentのナンバーをジョンがカッコいい、ノリの良い ロックンロールナンバーに生まれ変わらせた。

今度はムーディーな大人のナンバー、『Bless You 』。
曲だけでなく、照明にも幻想的な演出が。


そろそろ後半です。盛り上がっていきましょう!と、ここからはロックンロール・ナンバーが続く。

アルバム『Rock'n'Roll』収録のメドレー、『Bring It On Home To Me/Send Me Some Lovin'』と『Slippin' And Slidin'』。間奏ではバンビーノさんがギターソロ、フミヤさんゆきえちゃんがキーボードソロで会場を熱くしてくれる。






ハードロックをお届しましょう!と、ハードロック調にアレンジされた『Money』。チャッピーさんのこん身のシャウトに会場のノリも最高潮に。

「ジョンはもし生きてたらもう65歳です。亡くなって25年も経ってしまいました。今日最後の曲になってしまいました。こうしていつも、たくさん集まっていただきありがとうございます。いつも抽選でしか入っていただけない。今回もかなり申し込みがあり、一部の方しか来ていただけなく申し訳なく思っています。今度はドンっと東京ドームを借りてやりたいと思います。東京ドームの会議室で(笑)。もし、もっと申し込みが増えれば、ひょっとしたら別の場所でやることもあるかもしれません。目標はカーネギーホール(笑)」と最後のナンバー、『Stand By Me』のイントロのギターを弾き始めるチャッピーさん。ヴォーカルにもさらに力が入る。いつの間にか会場も大合唱に。



アンコールに応えて、キーボードの前へ座るチャッピーさん。厳かな弔いの鐘の音が会場に響き渡り、静まり返る会場。ジョンが母、ジュリアンを失った喪失感を絶叫したナンバー『Mother』。ジョンの心の叫びを、今日はチャッピーさんがジョンになり代わり唸り、シャウトする。

アンコール2曲目、本日本当に最後の曲は『Woman Is The Nigger Of The World』。チャッピーさんは、正にジョンになりきって歌い上げた。会場全体が圧倒され、感動の余韻に浸っていた。



ロックンロールが大好きだったジョン。愛と平和のメッセージを送り続けたジョン。ショーンを大切に育てた父親としてのジョン。
そんなジョンのいろいろな面を、チャッピーさんは全力で、聴かせてくれた。シャウトし、やさしく語りかけ、時には怒りを込めて絶叫して。

確かにジョンが降りて来てそこに「居た」ことを、チャッピーさんを通して感じた夜だった。






*****Photos & Report by mk